ブログ一覧に戻る

和包丁の鋼材3種を比較

—

和包丁を選ぶとき、「青紙」「白紙」「銀三」という名前を見かけたことはありませんか?どれも日本の包丁でよく使われる鋼材ですが、切れ味や錆びやすさ、研ぎやすさはそれぞれ違います。日本の和包丁を選ぶなら、「どんな鋼材なのか」まで知っておくと、包丁選びが面白くなります。ここでは3種類の違いを紹介します。

青紙は、鋭い切れ味と硬さを楽しみたい人に

青紙は、安来鋼の高炭素鋼に合金元素を加えた鋼材です。高級包丁にも使われ、青紙2号は炭素約1.1%、クロム約0.3%、タングステン約1.3%を含みます。硬さを出しやすい一方、ステンレスではないため、使用後は水分を残さない手入れが大切です。刺身や魚を引く柳刃など、鋭い刃を使いこなしたい人に向いています。楽天市場で青紙2号の和包丁を見る

白紙は、研ぐ時間も楽しみたい人に

白紙は、合金元素をほとんど加えない高炭素鋼です。白紙1号は炭素約1.3%で、高級包丁の材料として使われています。青紙と同じく錆びやすいため、調理後は水分をきちんと拭き取ることが大切です。白紙鋼を使った和包丁は、研ぎやすく鋭い切れ味を得やすいとメーカーも説明しています。砥石で刃を整えながら、包丁を育てていく感覚を楽しみたい人にも向いています。楽天市場で白紙2号の包丁を見る

銀三は、切れ味と錆びにくさを両立したい人に

銀三(銀紙3号)は、クロムを約13%含むステンレス系の刃物鋼です。青紙・白紙より錆びにくく、和包丁らしい切れ味を楽しみながら、お手入れを楽にしたい人に向いています。ステンレス系でありながら研ぎやすいとされるのも特徴。鋼の錆びが気になる人にも選びやすい鋼材です。楽天市場で銀三の包丁を見る

結局どれを選ぶ?

鋼の手入れや研ぎまで含めて和包丁を楽しみたいなら青紙・白紙、錆びにくさを優先するなら銀三が候補です。ただし、同じ鋼材でも鍛造、焼入れ、刃付けによって仕上がりは変わります。海外から日本の包丁を探すときは、商品名だけでなく鋼材名にも注目してみましょう。気になる一本が見つかったら、JapanCartを利用して日本のオンラインショップから取り寄せるのも選択肢のひとつです。