日本の革製品を探していると目にする「栃木レザー」。これは商品ブランドではなく、栃木県のタンナー「栃木レザー株式会社」が手がける革素材です。財布やベルトなど幅広い製品に使われ、革本来の風合いと、使い込むことで変化していく表情を楽しめます。
時間をかけて鞣す日本の革
栃木レザーを代表するのが、植物由来のタンニンを使ったフルベジタブルタンニンレザーです。革をタンニンの入ったピット槽に漬け、時間をかけて鞣す昔ながらの製法を受け継いでいます。表面を均一に整えすぎず、革がもともと持つ傷やシワなどの表情を生かしているのも特徴です。
使うほど色艶が変わる
魅力の一つがエイジング(経年変化)。使い込むことで革に含まれる油分が表面に現れ、色艶が深まっていきます。使用環境によって変化は異なりますが、購入時より色が濃くなる場合もあります。新品の状態だけでなく、数年後の表情まで楽しめる素材です。
手に取りやすい栃木レザー製品
coen「栃木レザーベルト」
まず試しやすいのが、日本製の栃木レザーベルト。税込3,960円と比較的手に取りやすく、シンプルなデザインで普段着にも合わせやすい一本です。ブラック、ブラウン、モカが展開されており、現在オンラインで在庫を確認できます。栃木レザーの経年変化を身近なアイテムから楽しみたい人にも向いています。
ABIES L.P.「栃木レザー ラウンドファスナー長財布」
財布で革の変化を楽しみたいなら、日本製のラウンドファスナー長財布も候補です。税込16,500円で、オレンジ、ブルー、グリーン、ブラウン、チョコ、ブラックなど複数カラーが販売されています。毎日手に触れる財布だからこそ、色艶の変化を実感しやすいのもポイントです。
小さな傷も革の個性として楽しむ
栃木レザーは、表面を完全に均一に見せることより革本来の風合いを大切にしています。そのため、天然皮革ならではの傷やシワが見られることもあります。海外から購入するときは、色やサイズだけでなく、天然皮革の特徴や販売店の返品条件も確認しましょう。時間とともに自分だけの表情へ変わっていくことまで含めて楽しみたい、日本らしい革素材です。