日本らしい「青」のファッションを探すなら、藍染めにも注目してみましょう。デニムのインディゴとはまた違い、手染めならではの濃淡やムラ、使い込むことで変わっていく色合いを楽しめるのが魅力です。今回は、藍染めとデニムの違いを知りながら、普段の服装に取り入れやすいアイテムを紹介します。
藍染めとデニムは同じもの?
「藍色=デニム」と思われがちですが、藍染めとデニムは同じ意味ではありません。デニムは生地の種類で、インディゴなどで染めた糸を織って作られるものが一般的。一方、藍染めは藍を使った染色そのものを指します。日本には天然藍を発酵させて染める伝統的な技法もあり、染めを重ねることで奥行きのある青が生まれます。
均一ではない「青」を楽しむ
藍染めファッションの面白さは、青の表情にあります。手仕事による染めでは一枚の服の中にも微妙な濃淡が生まれ、着用や洗濯を重ねることで色合いも少しずつ変化します。新品の状態だけでなく、自分で使いながら色を育てていく感覚も藍染めならでは。白やベージュなどシンプルな服と合わせれば、藍色を主役にしたコーディネートも楽しめます。
日本で探せる藍染めファッション2選
SMART SPICE「本藍染 ポケットTシャツ」
藍染めを普段着から楽しみたい人に取り入れやすい、日本製のポケットTシャツです。肉厚な7オンスの米綿生地を使用し、岡山の職人による本藍染で仕上げられています。シンプルな無地だからこそ、深い藍色そのものを楽しめるのがポイント。デニムと合わせて青の濃淡を楽しんだり、白いパンツで藍色を際立たせたりと、日常のコーディネートにも合わせやすい一枚です。
藍染市場「藍染キャップ」
服全体を藍色にするのは少し難しいという人なら、小物から始める方法もあります。藍染市場のキャップは職人が手染めした男女兼用モデル。厚みのある綿生地を使い、藍染やムラ染めなど表情の異なるタイプから選べます。価格は税込4,620円。白Tシャツやデニムなど普段の服装に加えるだけで、日本の藍色をアクセントとして楽しめます。
色移りや洗濯方法も確認しよう
藍染めは、使い始めに余分な染料が落ちたり、摩擦でほかの衣類に色が移ったりする場合があります。特に最初の数回は白い衣類との組み合わせに注意し、洗濯方法も商品ごとに確認しましょう。色が変化することを欠点ではなく、藍染めの個性として楽しむのも一つの付き合い方です。
デニムとは違う日本の青を楽しもう
藍染めの魅力は、単に「青い服」であることではありません。手染めによる濃淡や色の揺らぎ、使い続けることで生まれる変化まで含めて楽しめます。まずはTシャツや帽子など普段使いしやすいものから、日本の藍色をファッションに取り入れてみてください。